当院では患者様の足の健康を守るために必要な治療・専門的指導を行う外来を開設しております。
フットケア外来
足の健康を守る医療
フットケアはなぜ必要?
足は第2の心臓と言われている場所です。
足に出来たイボ・タコ・魚の目・ひび割れや靴擦れを放置しておくと、日常生活にも支障が出てきます。そればかりか、早めに診察し適切なケアを行わないと最悪の場合悪化し、足への血の流れが悪くなることで、感染症から足を失う恐れもでてきます。糖尿病の患者様の場合は、感染や知覚障害(傷や痛みを感じにくくなる事)を起こしやすく、小さな傷や異変も気付かないまま、足病変に繋がってしまうリスクがあり、足のケアには特に注意が必要となります。
フットケア外来
糖尿病・糖尿病性腎症の患者様の中には、
「足病変リスクが高いとわかっているけど何をしたらいいのだろう・・」と不安な方がいらっしゃるのではないでしょうか?
最後まで自分の足で歩けるように、当外来では、糖尿病・糖尿病性腎症・透析患者様が足病変のリスクを知り、異常の早期発見・重症化予防のためのセルフケアを実践できるよう支援します。
フットケア指導士(日本フットケア足病学会認定)2名が、セルフケアの指導・相談、胼胝・角化・鶏眼・白癬など潰瘍や壊疽の原因をなりやすい病変を、医師(血管外科医)と連携しながら、処置やケアを行います。
マゴットセラピー
マゴットセラピーとは、国内で生産管理された医療用の無菌性ウジ虫利用した治療法です。
ウジ虫と聞くと想像するだけで気持ち悪く感じる方もいると思います。
しかし、世界の多くの国でたくさんの足を切断から救ってきた実績があります。
- 糖尿病で足の潰瘍が治らない。
- やむなく足の切断を検討している。
そんな時、もしかしたら切らずに済むかもしれない治療法それがマゴットセラピーです。
慢性創傷に対して一定の効果があり、安全性の高い治療法です。
国内でもマゴットセラピーが行える医療機関は少なく、大阪では2つあるうちの1つが当院となっております。
難治性潰瘍でお悩みの際は、一度お問い合わせください。
*マゴット治療は自費となります。
【リンク】
・日本マゴットフォーラム
フットケア外来担当医表(予約制)
曜日 | 時間 | 担当医 |
第1・3金曜日 | 15:30~ | 谷村 |